北の母に会いたい…2度スパイになった男
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.05 15:25
1969年7月20日、全羅北道高敞郡(チョンラブクド・コチャングン)の海岸。 闇の中で2人の男が陸に上がった。 2人は北朝鮮民族保衛省(現人民武力部)偵察局所属の工作員、H(63、当時22歳)とT(当時20歳)だった。 2人は拳銃2丁、実弾300発、手投げ弾6個、無線機1個、暗号文、工作金10万円が入ったバッグを持って南派された。
2人は高敞からバスに乗って金堤(キムジェ)に移動した後、24日、列車でソウルに到着した。 しかし27日、ある市民が2人のかばんの中から拳銃を発見、警察に申告し、出動した警察に捕まった。