日本「右向け右」雰囲気に便乗した野田首相「不退転」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.24 08:49
李明博(イ・ミョンバク)政権と日本の民主党政権間の葛藤が激しい感情的な挑発局面に飛び火している。23日、野田佳彦首相の抗議親書を返すために日本外務省に行った韓国の外交官を門前で冷遇したのは外交史上類例がない神経質な反応だ。また、李明博大統領の天皇謝罪発言(14日)に対して謝罪を要求した野田首相の発言は意図的な挑発と韓国政府は受け入れている。
国家首脳部間の感情的な争いは一度拡戦すると鎮火するのが難しいというのが専門家たちの共通した指摘だ。退いたり、妥協のジェスチャーを先に取った側が自国国民の支持を一瞬に失うためだ。現在の野田首相の支持率は10%台にとどまっている。10月中旬には総選挙が予定されている。民主党政権としては状況をひっくり返すカードが切実な状況だ。ある外交消息筋は「日本の国内政治が(感情対立の)大きい背景」と語った。