女優のキム・テヒを広告モデルに起用した会社を脅迫した日本の右翼団体の元幹部に実刑が言い渡された。

日本の裁判所は大阪に本社を置くロート製薬に対して、キム・テヒを広告モデルに使うなと脅迫した疑いで起訴されたナシムラヒトシ容疑者に懲役１年の実刑を言い渡したと、日本現地のメディアが１８日、報じた。

日本の右翼団体「在日特権を許さない市民の会」の元幹部だったナシムラ容疑者ら４人は今年３月、ロート製薬を訪れて、「キム・テヒを広告モデルに使う理由は何か」と質問し、会社関係者が答える場面を撮影してインターネット動画サイトに掲載し、電子メールでの回答を強要した疑いがもたれている。

日本の右翼団体がキム・テヒの日本活動を阻んだのは今回が初めてではない。これまで日本の右翼団体はキム・テヒが２００５年に独島（ドクト、日本名・竹島）の守護天使に委嘱されてスイスで独島愛キャンペーンを行ったという点を問題視し、日本での芸能活動に難癖を付けてきた。なかでもロート製薬は化粧品「雪ごこち」の新しいモデルとしてキム・テヒを起用したと右翼団体の非難を受け、結局今年２月に東京で開く予定だったＣＭ発表会もキャンセルしていた経緯がある。