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円安でも値下げしない日本車 なぜ?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.22 11:29
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急激に円安が進んでいる中でも、日本車販売価格が下がる兆しは見えない。現代自動車グループが年初、現代車と起亜車の価格を車種別に最大100万ウォン(約8万円)以上引き下げたのとは対照的な姿だ。韓国国内の消費者は円安が進む中、いつよりも日本車の値下げを期待している。実際、日本円は韓国ウォンに対して昨年19.6%値下がりした。しかし日本車輸入会社は円安基調がいつまで続くか分からない状況で、値下げには踏み切らないという雰囲気だ。

韓国トヨタ自動車は21日、「円安でも当分は従来の輸入車価格を維持する」と明らかにした。こうした計画に基づき、レクサスES350は従来の6260万ウォン(エグゼクティブ基準)、カムリのガソリン車は3370万ウォンで販売することにした。実際、同社が輸入するモデルのうちレクサスブランドはすべて日本から導入しているだけに、レクサス車種は値下げの余地が大きいのではという疑問が提起されてきた。これに関し韓国トヨタ側は「すでに2011年に車種別に1回以上値下げしている。特にレクサスは現代車の競争車種に合わせて価格を調整しているため、これ以上下げるのは難しい」と述べた。

 
少ない販売台数も値下げを難しくさせる要因だと、会社側は説明した。レクサスブランドは昨年、韓国で4976台売れ、輸入車市場全体でシェア3.8%だった。トヨタは米ケンタッキー州工場などで生産したカムリやヴェンザも値下げは難しいという反応を見せた。円安基調とは関係がないモデルであるうえ、相対的に生産コストが低い米国で生産して韓国に輸出してきた車種という説明だ。


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