“甲の横暴”波紋で韓国企業が国民に謝罪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.10 15:11
金雄(キム・ウン)南陽乳業社長(60)は9日、国民に向かって謝罪した。金社長は「頭を下げて心よりお詫びします。換骨奪胎の姿勢でこうした事態が再発しないようにします」と述べた。1分間ほど謝罪文を読む間、金社長は3回、腰を90度に曲げた。同社の営業社員が在庫を代理店主に押しつけながら暴言を吐き、この録音がソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて公開されてから6日目だった。南陽乳業は代理店支援金を250億ウォン(約23億円)から500億ウォンに増やすという約束もした。しかし代理店被害者協議会は「誠意がない謝罪」として一蹴した。
うなだれていた乙が立ち上がった。SNSを通じた暴露と世論を通じてだ。物議をかもした企業は社長が出てきて頭を下げた。不公正取引監視・改善など自分たちがするべきことをSNSに渡した国会と政府は、今になって慌て始めた。