【取材日記】日本社会、ヘイトスピーチを楽しんでいるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.11 11:01
最近日本で急増している「ヘイトスピーチ(hate speech)」に関する討論会が9日、東京の外国特派員協会で開かれた。ヘイトスピーチとは特定の人種・性・宗教などに対する憎悪が込められた発言をいう。最近、東京・大阪を中心に広がっている日本右翼勢力のヘイトスピーチは韓国の国民に照準を合わせている。嫌韓を越えて排韓レベルだ。東京新大久保のコリアタウン一帯はほとんど毎週末、ヘイトスピーチ勢力とこれに抗議する勢力の応戦デモで乱闘場となる。
にもかかわらず事実上これを放置している日本社会に対する警告が、この日の討論会であふれた。フランスRTL放送のジョエル・ルジャンドル駐日特派員は「ヘイトスピーチが続くのは多くの日本人があまりにも(その問題に)無関心であるため」と断定した。また、「1日の韓日外相会談で韓国が問題視したように、ごく少数の日本人によって日本は政治・経済的にあまりにも多くの困難に直面している」と指摘した。