相次ぐ韓流ドラマの失敗…悲劇で終わった“キム・ジョンハク・ドラマ”
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.24 15:04
ドラマ名将の残念な没落だ。『黎明の瞳」(1991年)『砂時計』(1995年)などで時代を風びしたキム・ジョンハクプロデューサー(PD、62)。映画に劣らない完成度を備えたテレビドラマ時代を切り開いたスター演出者だ。その彼が23日、京畿道盆唐(キョンギド・プンダン)のあるコシテルで寂しい最期を選んだ。放送現場で、「悪どい人」「毒蛇」と呼ばれた彼が、ジャングルのようなドラマの製作現実の前にひざまずいたのだ。
キムPDは23日午前10時18分、城南市盆唐区野塔洞(ヤタブドン)のSコシテルで遺体で発見された。警察によると、彼は一坪ほどの部屋の中でベッドの上に横たわり、トイレには燃え残った練炭1つがあった。窓やドアなど空気の入ってくる隙間はすべて青色テープで塞がれていた。外部侵入も、外傷の跡もなかった。盆唐警察署関係者は「練炭と遺書が発見された点から見て、自殺と推定される」とした。キムPDはA4用紙4枚分の遺書を残していた。「家族に申し訳ない」という内容が中心だった。