韓国に嫁いだベトナム女性、韓流ドラマとかけ離れた現実に…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.23 12:54
ベトナム南部のホーチミン市から5時間車を走らせて到着したメコン川支流の辺境地の村トンノック。ここが故郷であるタントゥエンさん(24)は、3年前は「5月の新婦」だった。新郎は見合い業者が紹介した韓国人のK氏(42)。釜山(プサン)に住む仕立屋だという話を信じ、会って2日で結婚式を挙げた。
韓国で3カ月ぶりに再会した夫はベトナムで見た時とは違っていた。失業者と変わらず、タントゥエンを冷遇した。結局4カ月で家出した。京畿道水原(キョンギド・スウォン)で反物工場や食堂を転々として飛行機代を工面し1年で実家に戻った。夫はまもなく離婚訴訟状を送ってきた。現地で会ったタントゥエンは結婚写真を見せて「間違った選択だった」と話した。それでもタントゥエンは再び韓国に行く計画を立てている。韓国で知り合った50代の男性が結婚しようと言ってきたからだ。今度は正しい選択だと堅く信じている表情だった。