【社説】韓国、また日中に挟まれた“サンドイッチ”か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.07 09:22
中国がどこへ進むのかを予測することは、大韓民国の経済にとって非常に重要となっている。こうした点で毎年初めに開かれる全国人民代表大会は重要な意味を持つ。ここで首相が政府に業務報告をする形式を借り、その年の経済成長率目標値を提示し、経済政策の優先順位を明らかにするからだ。今年はどうか。中国政府は経済成長目標値を7.5%と提示した。財政を通じた持続的な景気浮揚の意志も表した。人民元の上下変動幅を拡大するという意志も繰り返し明らかにした。
中国の成長率7.5%目標は我々には悪くない。これは予想を上回る数値だ。当初、中国経済の対内外の不確実性が高まり、構造改革要求も強まる中、成長率目標を7.0%程度に引き下げるという見方が多かった。発表当日にKOSPI(韓国総合株価指数)が大きく上がった理由だ。