歌手イ・スンチョル「私は政治的ではない…音楽の力信じるのみ」(1)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2014.11.26 16:07
歌手イ・スンチョル(48)に意外な事件が起きた。イ・スンチョルは11月9日、日本の羽田空港で入国不許可となり韓国に戻らなければならなかった。日本側が明らかにした入国不許可理由は釈然としなかった。イ・スンチョルは独島(ドクト、日本名・竹島)に関した過去の活動のためだと確信している。
政治的な活動を全くしてこなかったイ・スンチョルが独島問題を持ち出すとオンラインは熱く反応した。一連の行動は政治的に解釈される余地があるが、イ・スンチョルは「すべては音楽の力、その希望を信じることから始まったもの」として明確に一線を画している。最近、記者と会ったイ・スンチョルは「3年前、金泉(キムチョン)刑務所で合唱団プロジェクトを進め、『その日に』は脱北青年合唱団と一緒に行った活動だ。音楽に出会った子供たちの目の輝きが変わり、人生の希望が芽生えた」とし「独島問題で両国間で問題になったとき、『その日に』を無料で配布したのも音楽で両国間の熱い論争をこの懐に抱きとめたかったから」と説明する。