【コラム】<韓国人はなぜ>サンナクチはくやしい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.23 11:04
英字新聞記者時代に外国人エディターが新たに赴任するたびに注文した記事がある。涙なくして読むことはできない脱北者の話が最初で、驚くことこの上ないという韓国の整形文化が2番目だ。「静かな朝の国(朝鮮、Morning Calm)」という名前は某航空会社の機内誌の名前であるだけで、いまやこの国は「ダイナミックコリア」だ。米国の有力紙で中東特派員を務めた後に韓国に来たあるエディターはこのようにつぶやいたりした。「1面記事になるものがあふれて悩むのはイスラエル以来初めてだ」。
そのエディターが不思議に思った韓国の特徴はもうひとつ、自国が他国にどのように映っているのかにとても敏感だということだった。国際オリンピック委員会(IOC)が韓国を「サンナクチ(生きたタコ)を食べる整形大国」と描写したという報道に対する反応を見てそれが思い出された。「韓国を卑下しばかにした」として国民の公憤を呼び起こした該当記事は、「IOC、掲示物削除」という意気揚々とした後続報道につながり関心を集めた。