<新体操>年齢が負担か、立ち止まったソン・ヨンジェ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.07 13:39
“新体操の妖精”ソン・ヨンジェ(21、延世大)が足首のけがで立ち止まった。ルーマニアのブカレストで開催中の新体操ワールドカップ(W杯)で5日、フープの演技中にジャンプして着地した際、バランスを崩して倒れた。演技は最後まで続けたが、その後、足首がはれた。痛みもあったため、結局、種目別決勝を途中で放棄した。数日間休めば良くなるというが、来年に迫ったリオデジャネイロオリンピック(五輪)を控えて新体操界は懸念が強まった。
ソン・ヨンジェは2010年にシニアデビューした後、毎年成長してきた。2012年ロンドン五輪5位、昨年9月の世界選手権4位に続き、昨年10月の仁川(インチョン)アジア競技大会では韓国新体操史上初めてとなる金メダルを獲得した。今後ソン・ヨンジェが狙うのは2016年リオデジャネイロ五輪のメダルだ。現在の実力を維持しながらコンディション調整がうまくいけば、世界3位内も可能とみられる。