安倍首相の親書を受けて慰安婦問題を取り上げた朴大統領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.09 08:32
安倍晋三首相が8日、連立与党の公明党の山口那津男代表を通じて朴槿恵(パク・クネ)大統領に親書を渡した。韓米首脳会談と韓日中3カ国首脳会談のビッグイベントを契機に、韓国を中心に置いて「北東アジア外交プレート」が動いている。
山口代表はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)を表敬訪問した後、ソウル市内のホテルで記者らに対し「安倍首相の伝言とともに親書を朴大統領に伝えた」と明らかにした。「1965年(日韓国交正常化)以降、両国は協力しながら交流と安定を維持しており、将来をともに作っていくことを期待している」というのが安倍首相の伝言だ。朴大統領は「今月末または来月初めに開催が予定されている韓日中首脳会議で安倍首相に会うことを楽しみにしている」と答えたという。韓国も韓日関係改善意志を持っているというメッセージは伝えたのだ。