エンジン火災…別の飛行機と偽って乗せたアシアナ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 07:37
アシアナ航空が離陸直前に航空機のエンジンで火災が発生したにもかかわらず、乗客に「別の飛行機を用意する」と言って安心させた後、同じ飛行機を修理して乗せたことが明らかになった。
24日午前11時30分(現地時間)ごろ、米ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で離陸を待っていたアシアナ航空OZ222便、A380機種の航空機のエンジンから原因不明の出火があった。2時間後、乗客400人を乗せて仁川(インチョン)国際空港に向けて出発する予定の航空機だった。航空会社側は消防署に申告し、調査・修理に入った。飛行機への搭乗を待っていた乗客は午後1時ごろ、航空会社から「航空機の欠陥のため午後4時30分の飛行機に出発が遅れる」という公示を受けた。午後4時ごろには「きょうの出発がキャンセルになった。明日午後4時30分に出発する」という公示を受けた。不安な乗客が「機体の欠陥があるのに問題はないのか」と問い合わせすると、航空会社の職員は「韓国から到着した別の飛行機に乗っていく」と公示した。