ドラマ『むやみに切なく』が一話あたり４０万ドル（約４１０５万円）で販売された。あるドラマ関係者は２日、韓国日刊スポーツの取材に対して「ＫＢＳ（韓国放送公社）第２テレビの新しい水木ドラマ『むやみに切なく』が中国に一話あたり４０万ドルで売れた」と明らかにした。

韓国ドラマが公式・非公式をあわせて一話あたり４０万ドルで販売されたのは今回が初めてだ。もしも本当なら事前制作の真っ最中であるｔｖＮドラマ『アントラージュ』が一話あたり３０万ドル。上半期の話題作ＫＢＳ第２テレビ『太陽の末裔』も２５万ドルで販売された。このように高額で販売された背景には、中国内のスジとキム・ウビンの人気があると解釈できる。

スジはガールズグループＭｉｓｓＡの活動で非常に高い認知度を誇っている。キム・ウビンも２０１３年に放送されたドラマ『相続者』で中国で次第に人気を集めている。二人のシナジーと事前制作という強みが中国最高の販売価格という結果を生んだ。

ドラマ『むやみに切なく』は、幼いころに心痛む腐れ縁で別れた二人の男女が傍若無人のスーパートップスターと卑屈で俗物的なドキュメンタリーＰＤとして再会することから始まるラブストーリー。キム・ウビンは俳優・歌手として当代きっての最高の「高飛車」韓流大スターのシン・ジュニョン、ペ・スジはカネの前にもろくも崩れる強者の前で限りなく弱く卑屈なノウルをそれぞれ演じる。