【時視各角】韓国に「ただはない」を悟らせたトランプ大統領(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 09:55
大統領選挙の経済討論が行われている8時間前に伝えられたトランプ大統領のTHAAD請求書が国を騒がせた。壬辰倭乱の時もそうだった。四六時中待っていた明の軍が到着した。外敵を防ぐまではよかったが、彼らを食べさせて介護する軍需費用はすべてこの地の民が負担しなければならなかった。野蛮な外敵にお粗末な政治が結びついて国民が苦しむ形は昔も今も同じだ。壬辰倭乱の教訓は世の中にただはないということだ。400年以上この教訓をよく忘れて生きている我々が問題だ。
トランプ大統領の奇襲的な要求に慌てることはない。THAADは米軍が配備するものだ。韓国軍が導入するのではない。切実なのは米国であり、韓国はその次だ。すでに韓米同盟条約と在韓米軍地位協定に基づき、THAAD費用をどう分担するかを両国間の軍事合意書が規定している。