1800万人が1400兆ウォン…不安な貸付共和国、大韓民国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.28 10:17
1997年、韓国は崩壊した。当時財界14位の韓宝鉄鋼を始め、三美、起亜、ヘテなどが倒産した。総合金融会社と銀行が相次いで倒産した。大量失業が続いた。無理に増やした借金を企業が返せなくなったのが主要因だった。20年が流れた。韓国は97年の「恥辱」を大事にしまっておいた。通貨危機から得た教訓を忠実に実践することに集中した。
国の財務状況は堅固だった。外貨準備高は97年12月末の204億ドルから今年8月末には3848億ドルに増えた。対外健全性指標は改善されたが危機は依然としてわれわれのそばをぐるぐる回っている。成長率は97年の5.9%から昨年は2.8%に落ちた。国の債務は60兆ウォンから627兆ウォンに増えた。家計負債は211兆ウォンから今年4-6月期に1388兆ウォンで過去最高を記録した。韓国信用情報院が集計した金融圏からの貸付保有者は2015年9月基準で1800万人に達する。19歳以上の成人約4100万人のうち43%が金融圏から金を借りた。