「韓国人の血を輸血した」と伝えると…北朝鮮兵士から感謝の言葉
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.22 13:57
亜洲(アジュ)大重症外傷センター長のイ・グクジョン教授は22日、「北朝鮮亡命兵士の手術が非常にうまくいった。回復がとても早い」と述べた。イ教授はこの日、亜洲大病院地下1階亜洲ホールで北朝鮮兵士の現病状に関する2次ブリーフィングでこのように説明した。
兵士は現在、意識を完全に回復した状態だという。18日午前に人工呼吸器を外し、今は自分で呼吸をしている。銃に撃たれた左肺で肺炎が発生して気管支内視鏡で炎症を除去して抗生剤を投与した。15日の2回目の手術後、発熱症状もなく安定した状態を維持している。また、腕と足の銃創の汚染物と壊死組織を除去して縫合した後、炎症は現れていないという。医療スタッフは兵士の手足を切断するまでには至らないと見ている。