文大統領「UAEと非公開軍事協定、欠陥あれば修正」…慰安婦合意公開とは違う態度
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.11 08:02
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、「(UAEと韓国の間の)公開されていない協定やMOUの内容の中に欠陥があるのなら、そのような部分は時間を置いてUAE側と修正したり補完したりする問題を協議していく」と明らかにした。文大統領は「適切な時期になれば公開できると思う」と述べた。文大統領は、昨年12月9日に任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長をUAEに特使として派遣した理由が過去の政府で締結した軍事協定の問題のためという政界の観測を肯定も否定もしなかった。
文大統領は「UAEと盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時に始め、李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政権に続いて軍事協力に関する数件の協定とMOUが締結した」とし「このうち公開されたのは盧武鉉政権当時に締結された軍事協定だけであり、李明博・朴槿恵政権当時にあった数件の協定やMOUは全く公開されていない」と述べた。続いて「相手国のUAE側が公開されないことを望み、そのように合意をしたとすれば尊重する必要があると考える」と語った。