日本、デフレ脱却宣言…「失われた20年」終わり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.12 08:02
日本企業が「失われた20年」から抜け出して再起している。日本金融庁によると、日本10大企業の2017会計年度の売上高は123兆1020億円、当期純利益は7兆1700億円と、前年度比でそれぞれ2.1%増、25.5%増と分析された。当期純利益は2年連続で過去最大。日本郵政・かんぽ生命の不振にもかかわらず前年の実績を上回った。製造業の実績が好調の中、日本経済は昨年10-12月期、前期比0.4%の成長率となり、8期連続のプラス。これは01年以来16年ぶりの長期成長だ。
日本銀行(日銀)によると、日本経済の「慢性病」のようだったデフレも事実上の脱却を告げた。消費心理が回復し、1月の消費者物価指数(CPI)は前年比1.4%増と13カ月連続で上昇した。今年1月の失業率も2.4%と、93年4月(2.3%)以来の最低水準。日銀の黒田東彦総裁は先週末の記者懇談会で「デフレーションではなくなった」とし「企業収益は過去最高水準で、労働市場はほぼ完全雇用水準となっている」と評価した。