【コラム】文在寅政権に灯った赤信号(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.10 10:58
是々非々がメディアの本領であっても称賛は惜しみ批判は厚いのがメディアの属性だ。ドン・キホーテの無謀さだとしても槍を持って権力の風車に向かって突進することが報道機関で禄を食む記者の宿命だと習ったし、またそうだと信じた。
政権が変わると筆先が鈍るという話をしばしば聞いている。そのたびに隠していたことを見つけられたように顔がほてる。いつからか記事に力がなく遠回しに言おうとしてやめたような支離滅裂なざまだ。「論説委員」の名簿にも上がったのでもうそろそろ荷物をまとめる時になったのではないのかと思ったりもする。率直に言って権力の肺腑を突くほどの自信が段々減っている。