強制徴用判決めぐり日本の反発が和らいだ? 答えは「NO」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.18 14:17
「(韓国大法院の強制徴用賠償)判決は暴挙であり国際秩序に対する挑戦」(11月6日)→「韓国側の対応が難しいことは理解している」(12月16日)
河野太郎外相による大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決に対する発言だ。判決に対して、河野外相のトーンが和らいだことを受け、外交界ではさまざまな解釈が出てきた。大法院の判決が下された10月末以降、河野外相は「国際的な合意事項を国内の司法がひっくり返せるとなったら、国際法の基本が崩れる」「〔康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が〕きちんとした答えを持ってこないかぎり来日されても困る」という強硬発言を繰り返してきた。韓日関係が冷え込んでいる局面で、河野外相が悪役を買って出ているという分析も登場した。だが、16日の発言レベルが変化したことをめぐり、韓国の一部からは日本政府の気流が変わったのではないかという期待混じりの反応が出ていた。康長官ら韓国外交部の度重なる自制要請に日本が応じたという分析もあった。