強制徴用判決、新日鉄住金の韓国内資産の差し押さえへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.09 06:42
日帝強制徴用被害者が日本企業の韓国内資産に対して出した差し押さえ申請を裁判所が受け入れた。8日、強制徴用被害者イ・チュンシクさん(95)らを代理している弁護団によると、大邱(テグ)地方法院(地方裁判所に相当)浦項(ポハン)支院は3日に株式会社PNRの株式8万1075株(約2億ウォン、約1937万円)に対する差し押さえを決めた。イさんらが差し押さえを申請した新日鉄住金の韓国内の財産は「POSCO-Nippon Steel RHF Joint Venture(PNR)」の株式だ。PNRはポスコと新日鉄住金の前身である新日本製鉄が2008年1月にそれぞれ70対30の割合で合弁設立した製鉄副産物リサイクル専門企業だ。2017年の売り上げは337億ウォンだった。新日鉄住金は同社株式約234万株(約110億ウォン)を保有していることが分かった。
現在、裁判所の差し押さえ命令の決定に対する送達手続きが進められている。差し押さえ命令の決定がPNRに送達された後にその効力が発生する。