「韓国を『安保競争国』のように接する日本、彼らの国益には合致するのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 11:27
日本の輸出規制措置は安全保障上の理由という日本の河野太郎外相の主張に対し、東アジア研究院(EAI)のソン・ヨル院長は17日、「日本は韓国が安全保障友好国ではない安全保障競争国のように接している。だが日本は果たして『韓国のない日本』が日本の国益に合致すると国際社会で自信を持って話せるのか」と話した。中央日報とのインタビューでだ。延世(ヨンセ)大学国際学大学院教授であるソン院長は国際政治学会長も務めている。以下はソン院長のインタビュー発言要旨。
河野外相は輸出規制措置が自国の安全保障のためという既存の日本政府の立場を改めて確認した。だが彼がどのような表現を使おうが、今回の措置は大法院(最高裁)の強制徴用判決にともなう報復性格だ。日本もこうした措置が「貿易の武器化は禁止する」という国際規範に抵触することをよくわかっているためこのように遠回しに話すものとみられる。