「日帝強占期の傷、マツは記憶する」…松脂採取被害地図を制作=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.09 18:01
韓国の山林庁国立山林科学院は2017年から最近までの2年間、文献調査、市民情報提供、現場調査などを通じて「全国松脂採取被害樹木分布地図」を作成したと9日、明らかにした。
国立山林科学院山林伝統知識研究チームは文献調査で21カ所、市民の情報提供で32カ所の計43カ所の被害地を把握した。このうち21カ所の樹木を対象に被害状態を確認した。調査の結果、松脂採取被害樹木はV字の傷が最大1.2メートルの高さまで残っていた。地域別の被害程度は全羅北道南原(ナムォン)、忠清北道提川(ジェチョン)、江原道平昌(ピョンチャン)地域の松で最も広くて長い採取跡が見られ、被害状態が最も深刻だった。