中国、コロナ責任論から一歩引く…中国有名医学専門家「最初発生地は中国でないかもしれない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.28 08:58
新型コロナウイルス感染症(コロナ19、新型肺炎)の最初発生地が中国ではないかもしれないと中国の有名医学専門家が主張した。中国内で新型肺炎の拡散傾向が安定する傾向を見せると「中国責任論」から一歩引こうとするのではないかという声が上がっている。
これは中国で「SARS(重症急性呼吸器症候群)退治の英雄」と呼ばれる中国工程院の鐘南山院士が言及したもの。中国新聞網は彼が27日、記者会見で「コロナ19が中国で一番最初に出現したが、必ずしも中国から源を発したとみられない」と話したと伝えた。拡散は中国からだったかもしれないが、最初から発生地は他の国である可能性もあるということだ。