ボルトン氏「日本、北非核化時は相当額の小切手切る準備できていた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.23 07:34
米国のドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮が非核化する場合、韓国と日本がその対価を分担するよう希望しており、日本もそうする意志があったという主張が出てきた。だが、韓日が衝突している強制徴用問題などについては関与することを避けていたことが明らかになった。ジョン・ボルトン元大統領補佐官(国家安全保障担当)は23日(現地時間)出版予定の回顧録『それが起きた部屋:ホワイトハウス回顧録』でこのように明らかにした。
中央日報が入手した回顧録によると、ボルトン氏は昨年7月、日本と韓国を順に訪問した当時を振り返り、「北朝鮮非核化交渉で、トランプ大統領の優先順位は韓国と日本の『経済的費用負担』だった」と話した。あわせて「私の考えでは、その時点で日本は北朝鮮に相当な金額の小切手(substantial check)を切る準備ができていた」と主張した。日本が1965年に韓国と結んだ韓日請求権協定と類似の形で、植民支配など過去の歴史による潜在的問題をすべて解決する内容の協定を北朝鮮と結ぶ意志があったということだ。