【コラム】文在寅政権の「抗米援朝」視線
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.10.22 11:51
「抗米援朝」は巧妙だ。その言葉は中国の韓国戦争(朝鮮戦争)参戦スローガンだ。それは毛沢東主席の作品だ。その語彙に名分が入っている。「中国が米国に対抗して朝鮮(北朝鮮)を助けた(抗米援朝)戦争だ」。そこには3カ国しかない。韓国は抜けている。その造語は記憶を再編する。その4字は言葉の欺まん術だ。
抗米援朝の真実は鮮明だ。それは中国の韓半島武力侵攻だ。中国共産軍の銃口はどこに向かったのか。韓国軍は最初から集中標的だ。韓国人は最大の被害者だ。米軍は彼らの後順位標的だ。その言葉はとぼけたように作動する。ある瞬間、韓国は第三者に押し出された。その4字は歴史戦争の武器だ(中央SUNDAY2020年10月10日付「パク・ボギュンの現場の中へ、1・4後退のソウルを占領した毛沢東軍隊…」)。