時速1000キロ、ソウル~釜山20分で走破する「夢の列車」生まれるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.12 08:38
2032年11月。ソウルに住むイ・ジヨンさんは午前9時に釜山(プサン)で開かれるフォーラムに参加するため1時間前に家を出た。先ごろ開通した時速1200キロメートルの超高速真空列車に乗れば釜山まで20分以内に到着できるためだ。ソウル地下鉄2号線市庁駅から江辺(カンビョン)駅まで行く時間で釜山まで行けるようになったのだ。
このような想像が十数年以内に現実になるものとみられる。韓国鉄道技術研究院は11日、超高速列車「ハイパーチューブ」を17分の1サイズに縮小して作った空力試験装置で時速1000キロメートル以上の速度を確認したと明らかにした。縮小型走行試験だが高いスピードを出す可能性があることを確認したという意味がある。