SS501出身俳優のキム・ヒョンジュン、5年にわたる元交際相手との暴行・流産めぐる法廷争いで勝訴
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.11.12 18:01
2015年に元交際相手と暴行や流産などをめぐりトラブルとなっていたグループ「SS501」出身のキム・ヒョンジュン氏(34)の法的争いが終わった。大法院(最高裁)はキム氏の元交際相手Aさんが妊娠していないのに「キム氏の暴行により流産した」という虚偽の情報をメディアに提供したと判断した。しかし「Aさんが自身の妊娠が明確に虚偽であることを知っていたとみるのは難しい」としてこの部分に対する無罪もやはり確定した。同じ事件をめぐり刑事裁判と民事裁判でやや異なる判決を下した理由は何だろうか。
大法院は12日、Aさんがキム氏の暴行により流産した事実がないのにこうした内容のインタビューが報道されるようにしたとし、「虚偽事実摘示による名誉毀損」に対する損害賠償の責任を認めた原審判決を確定した。Aさんはキム氏に1億ウォンを支払わなければならない。また、大法院は「Aさんがキム氏の子どもを身ごもったことが虚偽という点を認識したと断定するのは難しい」とし、自身が嘘をついているということを本人もわかっていることを前提とした公訴事実に対しては無罪を宣告した原審判決を支持した。Aさんは一部有罪で罰金500万ウォンが確定した。