【コラム】観光は滅びない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.12.22 14:04
5日に訪れた金海(キムヘ)空港国際線ターミナルは開店休業状態だった。週末、運航がないロビーに一部の勤務要員だけが目に入った。現在、金海空港国際線では中国青島への週1便が唯一だ。10月に出国が許可され、今月からは入国も可能だ。昨年12月基準で国際線が週1270便だった点を考慮すると天と地の差だ。国内線のロビーも閑散としていた。1-6日の運航は843便と、前月同期比で129便減少した。搭乗率も83.7%から68.6%に下がった。新型コロナの第3波が始まったからだ。
大邱(テグ)空港も同じだ。国際線は昨年12月、週平均248便だったが、現在は1便(大邱-延吉)にすぎない。国内線の搭乗率は同じ期間、78.9%から約20ポイント減少した。新型コロナが招いた航空産業の急転直下だ。