インド「アストラゼネカのワクチン、当分は輸出禁止」…「利己主義」現実化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.05 10:08
インドが自国で生産するアストラゼネカのワクチンを当分は輸出しない計画だと明らかにした。先にインド内の需要を満たした後、国外に輸出するということだ。新型コロナワクチンの確保戦が激しくなり、懸念されていた「ワクチン利己主義」が表れている。
3日(現地時間) のAP、ロイター通信などによると、ワクチンを生産するセラム・インスティテュート・オブ・インディア(SII)のアダール・プーナワラ最高経営責任者(CEO)は「政府から(アストラゼネカのワクチン)緊急使用承認を受ける際、インド脆弱層の接種分をまず確保できるよう、当分はワクチンを輸出しないという条件があった」と明らかにした。