「バスに10時間」「夫がまだ帰ってこない」 退勤時の大雪で交通が大混乱に陥った韓国ソウル首都圏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.08 07:46
6日の退勤時間に降った雪で道路が麻ひして首都圏でも「都心孤立」事態が7日午前まで続いた。インターネットコミュニティやSNSには「まだ家に着けていない」という投稿が相次いで掲載された。出勤時間に家に帰ってきたという嘆きも多数あった。
京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)に住むイ・ジヘさん(32)は6日午後9時ごろ、城南市盆唐区二梅洞(ソンナムシ・プンダング・イミドン)にある会社をあとにした。イさんが家に到着したのは7日午前7時を越えてだった。雪が降り道が混みそうだと判断したイさんは車を会社に置いてバスに乗ったが、その後10時間、バスの中に閉じ込められる羽目になった。出勤のために家を出なければならない時間に帰宅したイさんは、この日会社に行けなかった。イさんは「バスに15人ほどいたが、最大の問題はトイレだった」とし「バスが道路にずっと止まっていたため、男性は中間で降りて用を足すことができたが、女性は我慢するしかなかった」とした。