「バイデン時代の北朝鮮制裁、寧辺プラスアルファ約束してこそ緩和」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.20 10:38
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日の新年記者会見で、「我々が国連(対北朝鮮)制裁の枠の中にいて、南北協力を思い通りにできない障害がある」と述べた。昨年4月27日に「板門店(パンムンジョム)宣言を履行できないのは国際的な制約を越えることができなかったため」という発言をしたが、これと同じ脈絡だ。大統領が制裁を「障害」「制約」と表現したこと自体が国際社会の対北朝鮮制裁体制に対する政府の認識を表している。
しかしこうした認識は、バイデン政権と接近法で摩擦が生じるという指摘だ。韓日米中専門家34人に尋ねた結果、「北朝鮮の非核化措置に進展がなくても、バイデン政権が南北関係改善のために一部の制裁緩和を考慮する可能性がある」と答えた回答者は1人だけだった。