ベンツ、「排ガス操作容疑の課徴金776億ウォンは不当」として訴訟=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.02 14:06
排ガス不法操作容疑で韓国環境部から課徴金処分を受けたメルセデスベンツコリア(ベンツコリア)が裁判所に行政訴訟を起こした。ベンツコリアへの課徴金776億ウォン(約72億8000万円)は軽油(ディーゼル)車両の排ガス操作容疑に下された課徴金で最大の金額だ。
2日、韓国の裁判所および自動車業界によると、ベンツコリアは昨年10月、「環境部の課徴金処分は不当」という趣旨でソウル行政裁判所に課徴金賦課処分等取消請求訴訟を起こした。該当事件はソウル行政裁判所行政合意2部(部長イ・ジョンミン)に割り振られたが、公判期日はまだ決まっていない。裁判所が昨年12月、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡大などを懸念し、主要な事件を中心に公判を最小化したためだ。