「国に帰れば殺される、私の家は仁川空港43番ゲート」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.14 12:33
「今月16日は私が空港で寝泊まりして1年になる日です」。
アフリカ難民Aさんの話だ。彼は今年の旧正月を空港で過ごす。彼の家は仁川(インチョン)国際空港第1ターミナル43番ゲート前のソファの上だ。昨年2月16日に政治的迫害を避けるため仁川国際空港にトランジット客として入国したAさんは1年にわたり仁川空港で暮らしている。彼は1人だ。故郷で政治的迫害により知人15人が死亡し1人飛行機に乗り込んだ。一緒に住んでいた弟と5人の子どもとも現在は連絡が途絶えた状態だ。