韓国、食料品に続き交通費・水道料も上昇…「悪いインフレ」来るか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.11 08:43
景気回復の傾向が停滞しているなか、エネルギーと農畜産物などの価格が高騰している。一般的に専門家たちは物価上昇の原因を2つに分析している。▼需要増加にともなう物価上昇▼コスト上昇にともなう物価上昇だ。この中でコスト上昇にともなう物価上昇は景気回復に否定的に働きかねないため、「悪いインフレ」と呼ぶ。
10日韓国石油公社によると、今月第一週目に全国ガソリンスタンドのガソリンの平均値段は前週より9.7ウォン(約0.93円)上がった1リットル当たり1483ウォンだった。ガソリン価格は昨年11月第4週目(1リットル当たり1318.8ウォン)以降15週連続で上昇した。液化石油ガス(LPG)価格もともに上昇した。全国LPGガススタンドの平均販売が(一般プロパンガス)は先月、1キログラム当たり1120.47ウォンだった。昨年5月(1キログラム当たり895.7ウォン)に比べると25%以上高い水準だ。