男子サッカー韓日戦、2012年の勝利を再現するのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.06.24 09:15
「ジャンケンでも負けてはいけない」と言われる勝負が目の前に近づいた。特に今回は敵地の真ん中で対戦するため、勝利の快感も、敗北の痛みもさらに大きくなるしかない。東京オリンピック(五輪)で行われる種目別の韓日戦のことだ。
今回の東京五輪は韓日関係が最悪の時期に開催される。そうでなくとも福島原発汚染水放流問題、過去の問題をめぐる両国間の葛藤のため、韓国選手団の日本訪問自体が気にかかる。こうした中、悪材料はさらに増えている。東京オリンピック組織委員会は大会ホームページに日本を紹介しながらこっそりと独島(ドクト、日本名・竹島)を自国の地図に含めて挑発した。また、日本ゴルフ代表チームは旭日旗を連想させるユニホームのデザインで問題を起こした。韓国側は直ちに是正すべきだと要求するが、日本側は対応しない。
中立的な位置で問題を解決すべき国際オリンピック委員会(IOC)は独島表示問題について「地政学的な表示にすぎず政治的宣伝と見ることはできない」と日本側に立った。2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪当時、韓国が独島が表示された統一旗(韓半島旗・朝鮮半島旗)を制作すると、「政治的な意図が込められているので(独島を)削除すべき」としたのとは対照的だ。