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半導体大乱の中でトヨタ・テスラは笑った

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.04 07:05
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グローバル自動車企業の悲喜が車両用半導体で交錯した。半導体不足に適切に対応した企業は笑い、そうでない企業は販売量減少に苦しんだ。

米国の電気自動車メーカーのテスラは7-9月期の電気自動車出庫量が24万1300台だったと今月2日に発表した。4-6月期と比較すると20%、昨年7-9月期と比較すると73%増加した。7-9月期のテスラの電気自動車生産量は23万7823台だった。四半期基準では歴代最高値だ。ロイター通信は専門家を引用してテスラが中国で主力車種であるModel(モデル)Yの価格を引き下げて欧州輸出を増やしたことが生産量増加につながったと報じた。

 


同じく7-9月期、日本のトヨタは米国自動車市場で販売台数首位に立った。米国ゼネラルモーターズ(GM)を抜いた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルはトヨタが7-9月期に米国市場で56万6005台を販売したと報じた。同じ期間、GMは44万7000台を販売した。トヨタと比較すると11万9000台ほど少なかった。トヨタは4-6月期を基点に23年ぶりにGMを抜いて米国自動車販売台数1位を記録した。トヨタも車両用半導体不足で困難を強いられているが競争会社と比較すると相対的に善戦している。

GMは車両用半導体不足で工場稼働を一時的に中断している。フィアット・クライスラーとフランス・プジョーが合併したステランティスと日本ホンダ・日産も車両用半導体不足で米国市場で販売不振を強いられた。

韓国自動車企業も車両用半導体不足で困難にぶつかっている。7-9月期、現代自動車グループの自動車販売台数は157万8313台だった。昨年同期と比較すると7%減となる。7-9月期に米国市場における現代自動車と起亜の販売量は37万536台だった。昨年7-9月期と比較すると9%増加した。

先月だけに注目すると、現代自の販売台数は国内で4万3857台、海外で23万7339台となっている。先月の販売台数合計は28万1196台で昨年同期と比較して22%減った。起亜は先月国内で3万5801台、海外で18万7792台を販売した。先月の販売台数合計は22万3593台で1年前より14%減少した。

韓国GMは先月は国内で3872台、海外で9878台を販売した。先月の販売台数合計は1万3750台で昨年同期に比べて66%減った。特に先月の海外販売は1年前に比べて71%減った。韓国GMのセサル・トレド副社長は「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)と車両用半導体不足の長期化影響」と話した。双龍(サンヨン)自動車は先月5950台(国内3859台、海外2091台)を販売した。昨年同期と比較して40%減少した。

ルノーサムスンは先月国内で4401台、海外で1万346台を販売した。先月の販売台数合計は1万4747台だった。

国内販売台数は昨年9月より26%減ったが海外販売は613%増加した。XM3モデルが海外市場で人気を呼んだおかげだ。国内完成車メーカーのうち先月販売量が増えたのはルノーサムスンだけだった。

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