【社説】支持率の暴落で今になって大げさに騒ぐ野党「国民の力」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.04 10:11
韓国大統領選挙を約2カ月後に控えて野党「国民の力」は深刻な内紛を経験している。昨日、金鍾仁(キム・ジョンイン)総括選対委員長だけを除いて、金秉準(キム・ビョンジュン)常任選対委員長、キム・ハンギル新時代準備委員長など選対委が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領選候補に一括辞意を表明した。金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表と金度邑(キム・ドウプ)政策委議長も辞退した。新年早々、投票者の取り込みで忙しくならなくてはいけないはずの尹氏は日程を中断して選対委を再編しなければならない境遇だ。
国民の力の選対委改編の動きは時既に遅しな感もある。新年を前後して実施された世論調査で、尹氏の支持率は与党「共に民主党」大統領選候補の李在明(イ・ジェミョン)氏に誤差範囲外まで引き離された。少し前まで金委員長らは選対委の改編は必要ないという態度を示してきた。警告音を鳴らし続けてきた民心を読めなかったと思ったら、国民の鞭が数値として確認されて今になって騒ぎ立てている始末だ。