【コラム】次期大統領は北朝鮮に堂々と言うべきことは言おう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.24 12:05
「北核時計」が2017年「炎と怒り(fire and fury)」に戻っている。北朝鮮は新年、極超音速ミサイルなどを4回発射した。4年間維持されてきた核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射の猶予(モラトリアム)を破るというカードも切った。米国との談判のために韓半島(朝鮮半島)の平和を揺るがす現象変更に出るという狙いだ。文在寅(ムン・ジェイン)政府が精魂を込めてきた平和プロセスが色あせている。それでは、われわれも米国と国際社会の味方になって北朝鮮に断固として警告すべきだ。
しかし、文在寅政府は口をかたく閉じている。崔鍾建(チェ・ジョンゴン)外交部第1次官は文大統領の中東3カ国歴訪の広報に力を入れた。次期大統領候補である李在明(イ・ジェミョン)氏・尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏・安哲秀(アン・チョルス)氏3人だけが北朝鮮を批判した。米国務省が単独で北朝鮮の挑発を糾弾する状況で韓米同盟が維持されることができるだろうか。