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<Mr.ミリタリー>北核先制打撃論争より徹底的な対応が先だ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.27 13:29
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◆金泰栄元国防長官、先制攻撃を主張

北朝鮮の核挑発危機で韓国の先制攻撃は正当性があるのだろうか。金泰栄(キム・テヨン)元国防部長官は2010年1月、「北の核攻撃の兆候があれば先制打撃する」と明らかにした。金元長官は「北が(韓国に向けて)核攻撃をする場合、これを防いで対応するにはあまりにも大きな打撃(被害)があるため」と述べた。今でも国防部は有事の際の先制攻撃を許容する「能動的防衛」概念を維持している(『国防ビジョン2050』、2021.7)。

 
では、北朝鮮が大韓民国に核ミサイルを発射する場合はどんな状況だろうか。平時または戦時だ。平時なら北朝鮮が何かを得たり有利な立場を確保したりするためだ。しかし北朝鮮はいきなり核ミサイルを発射したりはしない。核攻撃をする前に北朝鮮が望む要求を我々に強要し、これを達成するために戦争と感じるほど険悪な雰囲気を形成するだろう。北朝鮮は延坪島(ヨンピョンド)砲撃や江華島(カンファド)占領などの局地戦や武力示威をする可能性がある。核攻撃の脅迫は当然だ。

もう一つのケースは事実上、戦争中に北朝鮮が核兵器で攻撃しようとする状況だ。韓半島(朝鮮半島)の戦争のシナリオは、北朝鮮が全面戦争に突入する前に潜水艦と特殊部隊の投入、間欠的な砲射撃とミサイル発射などで始める。北朝鮮の局地挑発の強度が上がれば、韓国政府は防御準備態勢デフコン(DEFCON)を4-3-2-1と格上げする。デフコン1は戦争段階だ。実際、速く進行する。

ところで通常戦闘で韓国軍に不利な北朝鮮軍が韓国側の防御ラインを突破するために戦術核を使用する可能性がある。韓国の防御ラインは一瞬にして崩れる。米国が核の傘で支援する余裕もない。こうした状況では韓国軍がキルチェーンを稼働し、北朝鮮の核・ミサイル基地を先制打撃する可能性がある。

◆北朝鮮は対南核先制打撃を何度か発表

北朝鮮は核兵器先制攻撃を何度か強調している。北朝鮮は2013年3月、人民軍最高司令部の名義で「1号戦闘勤務態勢」を発表し、「(対南)軍事的行動は核先制打撃を含む」と明らかにした。2016年3月にも北朝鮮国防委員会と外交部が「先制的で攻撃的な核打撃戦」「核先制打撃の権利」に言及した。

ところが与野党大統領候補は先制打撃論をそれぞれ異なる時点と条件で話している。李候補は北朝鮮の挑発状況でなく平和な時期に我々が先制打撃するのは平和を壊す行為だという指摘した。間違った話ではない。尹候補は有事の際(または有事に近接して)北朝鮮が核攻撃を試みる時には先制打撃をすべきだと主張する。これも国際事例で見ると問題ではない。

しかし、いかなる場合であれ、北朝鮮の核は韓半島の運命を左右する致命的な武器であることは間違いない。それだけに先制打撃に関する論争よりも、北朝鮮の核使用の可能性に対応して兆候を把握する情報収集能力と先制打撃後の北朝鮮の核報復を最小化する対策を徹底的に準備しておくのが先ではないだろうか。

キム・ミンソク/軍事安保研究所選任委員

<Mr.ミリタリー>北核先制打撃論争より徹底的な対応が先だ=韓国(1)

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