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「水曜日ごとに慰安婦被害者を侮辱」…水曜集会妨害団体を告訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.17 09:30
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「表現の自由という名で2次加害をした。座視できない」。

16日に開かれた第1535回定期水曜デモはいつもと違って始まった。この日集会に先立ち旧日本軍「慰安婦」被害者団体らと李容洙(イ・ヨンス)さんの代理人が警察に告訴状を提出した。正義記憶連帯のハン・ギョンヒ事務総長は「単純に妨害するという次元を超えたヘイトと否定が1年以上乱舞するのを放っておけなかった」と話した。

 
◇我慢できない慰安婦被害者団体…告訴・告発へ

この日午前11時、正義記憶連帯など市民団体は集会とデモに関する法律違反、名誉毀損、侮辱容疑で落星台(ナクソンデ)経済研究所の李宇衍(イ・ウヨン)研究委員ら12人をソウル・鍾路(チョンノ)警察署に告訴・告発した。李容洙さんの代理人は名誉毀損と侮辱容疑で自由連帯のキム・サンジン事務総長ら5人に対する告訴状を提出した。被害者は李容洙さんと正義記憶連帯、天主教女子修道会長上連合会所属の修道女ら水曜集会参加者だ。

被害団体の代理人を務めるハム・スンヨン弁護士は「一部団体が爆弾が発射される音や悲鳴の声などを鳴らし、集会参加者に性的に侮辱的な発言と露骨な悪口を持続して行った」と主張した。

李容洙さんの代理人であるパク・ギョンチャン弁護士は「李容洙さんは昨年から侮辱と嘘を聞いて不安を感じてきた。だれかがやってきて危害を加えられないかとの恐怖感に苦しんでいるようだ」と話した。

◇告訴状提出後に水曜集会…相変わらずの極右集会

告訴・告発記者会見後、慰安婦被害者団体はすぐ少女像前に移動し第1535回定期水曜デモを継続した。この日も「自由連帯」と「母親部隊」など極右団体の集会があった。

慰安婦法廃止国民行動のキム・ビョンホン代表は告訴・告発の知らせに対し「望むところ。告訴・告発とてもよくやった。戦ってみよう」と話した。李研究委員は「歴史歪曲を正すために法廷で戦わねばならないというなら退かない。韓米日の自由保守右派がこの機会に歴史戦争をする」とした。彼らは「軍人が民間人を拉致して行くというのは三流小説にすらならない。どこの軍人がしつこく追いかけ回して女性たちを連れていくのか。慰安婦は詐欺」と声を上げた。

◇「水曜デモ行えるよう警察権行使しなければ」

極右団体の「対抗集会」と関連し水曜集会側は警察に対する物足りなさを示した。これに先立ち国家人権委員会が1月に鍾路警察署長に「水曜デモは世界的に前例を見つけにくい運動」としながら緊急救済措置を勧告したためだ。ハン・ギョンヒ事務総長は「警察で衝突を防ぐための保護装置をしているが、集会が正常に進められるようにする積極的な警察権行使はされていない。人権委の勧告の趣旨は単純に同じ時間に2つの集会があると機械的に扱うのではなく水曜デモが本来の目的で進行できるよう警察権を行使しろということだったと理解する」と付け加えた。

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    「水曜日ごとに慰安婦被害者を侮辱」…水曜集会妨害団体を告訴

    2022.03.17 09:30
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    16日午後、慰安婦法廃止国民行動が水曜デモ会場のすぐそばで「少女像撤去」を叫んでいる。チェ・ソイン記者
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