【コラム】侮辱で力を得る国=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.29 12:05
大統領選挙は3週前に終わったが、この問題は問いただしておきたい。今回の大統領選挙で共に民主党と進歩陣営が暗黙的に依存した方式が「侮辱キャンペーン」だった。公式的には「私がもっとうまくできる」というポジティブ選挙戦と徹底的な検証を掲げたが、選挙に登場して有権者に印象づけたものは侮辱キャンペーンだった。得票につながると思えば人間的な侮辱や侮蔑も辞さないマーケティングだ。
(尹錫悦次期大統領夫人を誹謗する)いわゆる「ジュリー壁画」がソウル市内に登場した直後、民主党は黙っていた。壁画を通じて末梢的好奇心を刺激し、確認されていないスキャンダルが拡大再生産されることを内心期待するようだった。民主党は世論が沈黙を問題視してから口を開いた。SNSに「瞳がすごく大きくなった」として顔を評価する与党元議員もいた。元法務長官は自分が尹錫悦次期大統領を鞭打つ合成写真をSNSに載せた。