いくら改善の意志強くても…日本が変わらなければ尹氏は一歩も動けない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.30 15:34
日本が来年から使用する高等学校教科書で旧日本軍慰安婦被害に対して「強制連行」「従軍」などの表現を削除したほか、独島(トクド、日本名・竹島)に対するごり押し主張を繰り広げてまた歴史問題に火をつけた。このような歴史挑発をはじめ、日本が以前と同じ「韓国バッシング」を続けるなら、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府が掲げた「未来指向的な関係改善」が最初の一歩さえ踏み出すことができないという懸念が出ている。
◆汚染水、佐渡金山…予定された地雷畑
そうでなくても尹政府の任期序盤には韓日関係関連の「爆弾」が散在している。毎年ほぼ同じ時期に行われている「カレンダー性挑発」と呼ばれる3~4月の日本教科書検定審査、4月の外交青書の発刊等を通した歴史歪曲(わいきょく)に加えて来年4月ごろには福島汚染水の海洋放流も予想されている。続いて6月ごろには佐渡金山の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産への登載についての決定がある。