ビットコイン4800万ウォン受けて…北スパイの役割をした現役大尉=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.29 11:29
北朝鮮工作員と推定される人物から指令を受け、現役将校と連係して軍の機密を流出させた疑いで、暗号通貨取引所の代表が逮捕、起訴された。
警察庁、ソウル中央地検、軍事安保支援司令部によると、暗号通貨取引所を運営するイ代表(38)はこの日、国家保安法違反容疑で起訴された。事件に関与した現役将校は軍事法廷に送致された。この犯行で「韓国軍合同指揮統制体系」ログイン資料などが流出したことが把握された。
検察・警察と軍によると、イ代表は昨年7月、北朝鮮の工作員と推定されるAから「軍事機密の探知に必要な現役将校を抱き込むべき」という指令を受けた。イ代表は同年8月、現役将校に「軍事機密を提供すれば暗号通貨などの対価を支払う」という趣旨でテレグラムのメッセージを発送した。しかし該当将校が拒否し、失敗した。イ代表は6年前、暗号通貨コミュニティーでAと初めて知り合い、昨年2-4月に2回にわたりビットコインなど約60万ドル(約7億ウォン)の暗号通貨を受けて抱き込まれた。