韓米首脳会談に沈黙していた北朝鮮、10日経過して「史上最悪の亡国宣言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.01 07:32
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のジョー・バイデン大統領の5月21日の韓米首脳会談に対し、公式立場を出さないでいる北朝鮮が31日、宣伝媒体を通じて関連する非難をした。
北朝鮮の対外宣伝用メディア「こだま」はこの日、「反逆と屈従、無知が生んだ最悪の亡国宣言」と題する記事で、韓米首脳が21日に発表した共同声明に対して「南朝鮮(韓国)・米国関係の暗黒史に記録されたすべての不平等条約を凌駕する史上最悪の亡国宣言」と非難した。
同メディアは韓米共同声明に含まれた拡張抑制戦略協議体(EDSCG)の再稼働と米国戦略資産の韓半島(朝鮮半島)展開、韓米合同軍事演習の拡大など両国間の合意内容に言及し、尹大統領が「対朝強硬政策を公式化し、親米事大売国奴の対決本性を間違いなく表わした」とし「米国主導の世界秩序の構築戦略実現に積極的に便乗するような愚かなこともはばからなかった」と主張した。