カンヌで際立った韓国コンテンツ、その後ろには「ハリウッド型スタジオ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.09 09:42
今年カンヌ国際映画祭では韓国映画の存在感が際立った。公式コンペティション部門の受賞作『別れる決心』(監督賞)と『ベイビー・ブローカー』(主演男優賞)だけでなく、非コンペティション部門でミッドナイトスクリーニングに出品された『ハント』、批評家週間閉幕作で上映された『次のソヒ』などが映画祭で人気を得た。
俳優ソン・ガンホに主演男優賞を抱かせた『ベイビー・ブローカー』と俳優イ・ジョンジェの監督デビュー作『ハント』には共通点が一つある。全部カカオエンターテインメントの子会社である制作会社会社(映画社ジプ・サナイピクチャーズ)が作った。2年余り前から制作会社を買収・合併してコンテンツ業界に飛び込んだカカオエンターテインメントはこの他にも俳優ハ・ジョンウ・俳優キム・ナムギル主演の『夜行』、俳優イ・ビョンホン・俳優ユ・アインが囲碁ライバルで競う『勝負』などの作品公開を控えている。