「韓米日協力が世界平和の中心軸」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 07:46
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は29日(以下、現地時間)、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議が開かれているスペイン・マドリードで米国のジョー・バイデン大統領、日本の岸田文雄首相と首脳会談を行った。この日午後2時30分、マドリードのIFEMAコンベンションセンターで開かれた会談で、3首脳は同じ声で北朝鮮の核開発とミサイルに対して懸念を示し、3国共助を強調した。
冒頭発言を行ったバイデン大統領は「米日韓3角協力は韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化、自由で開かれたインド太平洋など共通の目標を達成するために非常に重要だ」とし「このような形式の対話が続き、3か国の協力が強化されることを希望する」と述べた。また「北朝鮮が引き続き核実験を行うという懸念がある」とした。
続くて尹大統領は「北朝鮮の核・ミサイル脅威が高度化され、国際情勢の不安定性が高まった状況で、韓米日協力の重要性はさらに高まった」とし「約5年ぶりに開催された韓米日首脳会議は地域およびグローバル問題解決に向けて協力を強化しようとする3国の意志を示したもので、世界平和と安定のための重要な中心軸として位置づくことを期待する」と述べた。