韓国型ロケット「ヌリ号」搭載のソウル大学のキューブ衛星も双方向交信に成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.04 12:02
韓国型ロケット「ヌリ号(KSLV-Ⅱ)」にのせられて軌道に上がった性能検証用衛星の中で3番目に分離したソウル大学のキューブ衛星(超小型衛星)が双方向の交信に成功した。カイスト(KAIST)のキューブ衛星に続き、2番目の双方向交信の成功だ。
4日、科学技術情報通信部とソウル大学によると、前日午後4時24分ヌリ号から分離されて軌道に投入されたソウル大学生チームのキューブ衛星「SNUGLITE-Ⅱ」がこの日午前3時27分ソウル大学地上局と双方向交信に成功した。
ソウル大学地上局はこの日午前3時21分、キューブ衛星にアンテナ展開命令を送り、衛星がこれに反応してアンテナを全部広げた後状態情報を送ってきた。キューブ衛星は地上局に9回にわたって状態情報を送信し、これを通じて電源(8.3V)正常と角速度(0.2度/初)の安定化などを確認した。また搭載された宇宙用グローバル・ポジショニング・システム(GPS)受信機も正常稼動し、視覚同期化を完了した。